今回はカリフォルニア州運転免許の取得方法のお話しです。
運転免許は、カリフォルニアに住んでいたら、避けて通れない道です。
運転免許を取るには、まずDMVに行きます。
DMVは、陸運局と免許センターを兼ねたところで、車両全般を扱うところです。
車の個人売買が多いアメリカでは車両登録も自分でしますが、その際はDMVに届け出ます。
DMVでカリフォルニアの運転免許・筆記試験を受けた
改善したDMVのサービス
2000年頃の留学時に免許を取りに行った時、何しろ混んでいて、行くのがすごいイヤだったことを覚えています。
DMVに着くと外まで長蛇の列。ひえ~。でもこれが普通なので、尻込みしないでください。
「あの列の長さだと、どれぐらいかかる?」と旦那に聞くと「30分くらいかね~。」
「30分?そんなもん?余裕余裕」とさっそく行って並びました。
「日差しが強いので建物の中に入って待ってなよ」と旦那が代わりに並んでくれたので、私と娘は屋内で座って待ってました。
ちょうど30分弱くらいで受付に到着。
そこで「筆記試験受けたいんですけど。」おばちゃんにフォームと受付番号をもらって待つように言われる。
以前行ったDMVとは違い、テレビ画面に受付番号と窓口番号が映し出され、アナウンスもされるようになっている。
窓口も多い。おぉ、DMVずいぶん改善したんだな~とちょっと感心。
待つことこれまた30分弱くらい。私の番号が呼ばれたので窓口に行く。
アジア系の中年男性が担当。申請用紙とパスポートとグリーンカードを提出。
以前に違う名前で(結婚前の名前で)テンポラリの免許を取ったことも伝える。
運転免許の取得代金31ドルを支払う(2010年の代金です。)
おじさんがパソコンに情報を打ち込むと、どうやら情報が残っていた様子。
その後、親指の指紋を取り、簡単な視力テスト(天井に文字がぶら下がっていて、書いてあるアルファベットを読み上げるだけ。(文字は、全部同じ大きさ。)
仮免許の用紙をもらい、次は場所を移して写真撮影。
写真撮影の場所に行きパチリ。ここでも指紋採取。
筆記試験
そのあと、筆記試験のエリアに行って、試験用紙をもらい、テスト開始。(日本の選挙の時のように、立ったまま仕切られたところで受けます。)
試験は36問。
初めて免許を取得する人は30問正解すれば合格。
更新の人は33問正解しないといけない(更新時、テストを受ける必要がある人は違反者など限られています)。
前日にネットで模擬試験みたいなの色々やってきたけど、見たこともない問題がいくつもあった。
う~ん…でも何としても一発で受からなければ…
乳幼児が一緒だと、こういう所に何度も来るのは大変。
10分~15分くらい経って、もう考えても分からないんだから仕方ない、とおじさんに渡す。
テストの結果は…
テストはその場で採点されます。
表は1問だけ不正解(お~その調子その調子)、裏に行って~シャーシャーシャー(不正解のマークを付ける音)(やばい!!え~そんな間違えた私?こりゃダメかも)
ワ~ン、ツゥ~、スリ~、フォ~、ファーイブ…、シックス!
キャ~
シックス!You pass!!
うぉ~ギリギリ合格?やった~と声を出してしまい、家族にスマイル。
ぶすっとしていた採点のおじさんも、初めて笑顔を見せてくれました。
ちなみに私の前にいた白人男性、落ちてました。
おじさんに「君ィ、もっと勉強しなきゃ。」とか言われてた。
その後は、ウェブ上で実技試験の予約を取って、車を持ち込んでの実技試験です。
私の場合は、筆記試験から20日後に予約しました。