どうも
久しぶりにアメリカ生活の日常の話です。
今回は、個人的にちょっと衝撃を受けた話です。
アメリカのホワイトトラッシュ
久しぶりに旦那と娘とともにショッピングモールに行きました。
フードコートでご飯を食べることにしました。
私の前に娘、私の右隣に旦那が座っていました。(普段は娘が私の隣に座るのですが、娘が私と対面に座りたがったので、この日だけこういう席並び。)
すると、私の左隣に、188cmくらいの大柄な白人男性(30代前半くらい?)と1歳半~2歳くらいの男の子がやってきました。
白人男性は、白Tシャツに黒デニムを着ていましたが、仕事帰りなのでしょうか、ちょっと薄汚れたイメージ。洋服が汚れているというよりは、身なりが乱れているというか、ドラッグを使用している感じです。(アメリカに住んでいる人なら分かると思う。)
そして息子さんと思われる男の子も何故か顔に汚れがついていたりして、男の子も全体的に汚れた様子でした。
とにかく席に近付いてきた時に、すぐに違和感を感じるほどでした。ヨーロッパのロマのような感じというとわかるかもしれない。でもホームレスのようには見えません。
二人が席に着くか着かないかの時、男の子が突然ベンチシートに吐いてしまいました。水とオレンジ色っぽい汚物がベンチシートの上に。子どもはよく吐くのでしょうがないです。
しかし、驚いたのは次の瞬間!!
お父さんは子どもが吐いたことに気付いているのか気付いていないか、汚物の上にどっかり座ってしまいました。
私と娘はその瞬間を大目撃。二人で視線を交わします。恐ろしくて左が見れませんでした。旦那の位置からは私がいて見えないので、こっそり旦那に耳打ち。
「ちょっ…隣のおとっつあん、子供が吐いた汚物の上に座っちゃったお」
しかし、さらにヒドイのはこの後です。
男の子はまだ小さいせいか、お父さんの言うことを聞かず、しきりに動きまくります。
ちょっと普通でないくらい動いていたので、多動性障害かもしれません。
お父さんは「座れ!座れ!」と何度も声を荒げ、しまいにはファッキン Sit Down!!!とFワードを連発!!
うわ~これはちょっとホワイトトラッシュ来ちゃったよーと思いつつ、聞こえないフリ。でも娘が前にいたので、仕方ないから日本語で「お隣のお父さん、悪い言葉使ってるけど、駄目ね」みたいに言いました。
そのうち、男の子がお父さんに抱っこされながら動きまくって、小さなカップに入っていた男の子が水をこぼしてしまいました。「あっ…ちょっと水しぶきが足にかかった…」と思いつつ、別に水くらい大したことないので大丈夫ですーと思ってたら、お父さんは「ファアアアアアアアッッッッック!!!」とお怒り。
ヒーもう勘弁して。
娘がトイレに行きたいと言うので、二人でトイレに行きました。
戻って来て、私は彼らに近い席へ戻らず、なにげなく旦那の右隣に座り、娘も私の方へ座らせました。
そこへお母さんらしき人が現れました。
これまた強烈。あなたもドラッグユーザーですか、というようなお母さんです。
ベアトップっていうんですか?チューブトップともいうかな?肩~胸あたりが露出しているトップです。ワンピなのか2ピースなのか分かりませんが、上下黒でミニスカで、体中にタトゥーが入っています。
髪の毛はオールバックでソバージュみたいになってて黒髪で、整髪料がべったりついているような感じです。
旦那があとで言っていましたが、胸元にマリーン・コー(海兵隊)の入れ墨があったとさ。旦那の嫌いな海兵隊。海兵隊はなぜか海軍から嫌われています。問題を起こすことが多いからかな?
おそらく彼女は海兵隊に入っていたのでしょう。今の身なりは、軍に所属しているような感じではありません。
お母さんが帰って来ると3人は去って行きました。
オレンジカウンティは富裕層も多く、治安も良いので、このお父さんのようなホワイトトラッシュな人たちを見かけることがなかったので、かなりの衝撃でした。
お隣のドラッグユーザー&ex-con(前科者)を超えた二人
我が家のお隣さんにドラッグユーザー&刑務所に服役した人が住んでいましたが、数か月前に家賃が払えず立ち退きとなりました。今回目撃した二人は、それを上回っていました。特にショッキングなのは子供にFワードを連発する攻撃的な話し方です。英語で verbally abusive と言います。
おそらくこのお父さんも、Fワードを放つお父さんかお母さんの元で育ったのでしょう。子供は小さいので、Fワードが何かを知らないでしょうが、そのうち言葉が話せるようになればFワードを口から発するようになるでしょう。
ちなみにアメリカの学校で生徒がFワードを発すると、親が呼び出されるので、アメリカ在住の方はお気を付けください。What the heckくらいなら注意されるだけで済みますが。
うちは旦那が口が悪かったので、子供が生まれてからは私が口を酸っぱくするほど注意し、子供の前では殆ど言わないようになりました。旦那の海軍の友人も口が悪かったので、子どもの前では言っちゃダメと注意しました。
旦那が天使に見えました
この衝撃のお父さんに遭遇してからは、テロリストとして収監されている囚人たちから悪魔と呼ばれた旦那が天使に見えました。旦那を抱擁し、「父ちゃんが天使に見えてきた」と言ったら「うおっ、母ちゃんに褒められるなんて珍し!」と喜んでいました。
かつて私も旦那に「あんたは verbally abusive なのよ~!!」なんて怒ったりしたこともあったけど、この衝撃のお父さんに比べちゃうと…旦那はまるで天使だなと本気で思った日でした。